基本的なIRの概要

そもそもIR情報とは何のためにあるのか

世の中には多くの企業が存在しており、株式会社を設立して多くの投資家から出資金を募り、その資金を元に事業を運営しています。企業は投資を受けたのであれば、配当として利益の数%を投資者に還元する必要があり、具体的な経営状況を明確にするためにIR情報として財務や経営状況を説明した資料を公開しています。
そのためIR情報は一般的には投資家向けに作成された経営状況を示す資料としての意味合いが強くなっており、直近数年間の収益をグラフ化したものや各事業所ごとの収益状況、将来に向けて強化していく事業や新事業についての説明など、企業情報のあらゆる内容が記載されています。最近では各大学が就職活動でIR情報を参照しなさいとアドバイスを送ることがあり、これは収益や事業が安定している企業であるかどうかを判断する材料として有益な情報であるためです。
せっかく内定をもらっても数年後に潰れてしまうような不安定な企業に就職するわけにもいきませんから、就活生もIR情報を読む時代になっています。このようにIR情報からは企業の状態を読み解くための様々な内容が記載されているため、投資活動において意思決定の材料として活用されています。内容がよく分からないのであっても、なんとなく見るだけで価値があり、知り得ない情報を得られることもあります。

IRを読むことで分かること

IR情報で見る内容は、主に決算資料がほとんどになるかと思われます。決算資料の中にも短信発表や説明会資料などの種類がありますが、簡単に参照したいのであれば説明会資料がおすすめです。決算説明会資料には実際に行われた決算説明会と同様の内容の資料が公開されているため、株主総会などの場に出席することなく企業の状態を確認することができます。
どの決算説明会資料にも損益計算書が記載されているため、まずはこの項目を確認してみましょう。すると営業収益や営業利益、経常利益など、企業が儲かっているのかどうかを把握できる数字がならんでいますが、前期比の部分だけに注目してみれば、今年度は黒字なのか赤字なのかを一目瞭然で把握できます。
り具体的に見ていけば、どのようにして黒字を達成したのかという情報まで知ることができ、営業利益や経常利益が前期よりも伸びていることが確認できれば、企業は何らかのコスト削減の施策をとったのだと判断できます。このようにIR情報を閲覧することで、企業がどんな状態でどのようにして利益を上げているのかを知ることができます。投資家であれば投資判断の材料に用いることができ、内容を深く読んで将来のビジョンなどを確認したうえで、最終的な投資の可否を決定することができます。

記事リスト

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